Healthy Habits 33_事故予防3
今回は、子どもたちの夏休みが始まる前に水の事故について取り上げます。
河川財団(※1)と消費者庁(※2)の資料をもとに簡単にまとめてみました。
毎年7月25日は「世界溺水防止デー」と定められています。
水難事故の概要
・子どもの水難死亡事故の約6割は「河川」と「湖沼池」で発生している
・水難事故の約半数は7-8月に集中している
・河川等水難事故の発生は午後の時間帯に集中している
なかでも14-15時前後がピーク
川遊びでの事故のパターン
過去に発生した事故からパターンが類型化されている
・一人で遊んで河岸から転落
・深みに入り込む
・速い流れに流される
・落としたサンダルやボールを拾おうとする
・増水時に遊んでいる
・大人と別行動をとった
海・川・プール等での溺水防止のために
海
・遊泳禁止場所では絶対に泳がない
・大人は子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守る
・堤防で釣りをする時はライフジャケットを着用する
川
・帽子やサンダルが流されても決して拾いに行かない
・川の流れが穏やかに見えても油断しない
・増水する恐れがある時は川に近づかない
ため池
・立ち入り禁止の場所には絶対に入らない
プール
・排水口には近づかない
・飛び込みやプールサイドからのジャンプはしない
・プールに設置されている遊具や台の下にもぐらない
夏休みに入る前に、もう一度お子さんたちと上記ポイントを一緒に確認してください。
私たち大人が出来ることはシンプルです。
「子どもだけで水に近づけさせない、目を離さない」です。
物を大切にするお子さんに向けた、役立ちツールがありましたので、ぜひご活用ください。(※3)
(※1)
「No More 水難事故2024(令和6年6月現在 2003-2023年収集データ)」
(※2)
子どもの水の事故を防ごう!-7月25日は「世界溺水防止デー」、予防策を再確認して行動を!- [PDF: 2.4MB]
(※3)
【サンダルバイバイおやこ条約】
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