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善導寺こどもクリニック

食品による窒息

更新日:2月1日

Healthy Habits 11_事故予防 1


今回は、小児科学会から出されている【食品による窒息 子どもを守るためにできること】(※)が更新されましたので取り上げます。

 

食品による子どもの窒息死は2014-2019年までで80件発生しており、そのほとんどが5歳以下と報告されています。


窒息を防ぐためには、<子ども側の要因>と<食品側の要因>を知っておくことが大切です。

<子ども側の要因>

子どもは、噛む・飲み込む・咳反射などの力が不十分であり、よく噛まなかったり、一度にたくさん詰め込んだりしてしまいます。それぞれの発達段階で、子どもの嚙む力・飲み込む力などに応じた食品・調理形態を選択する必要があります。

✓離乳初期~完了期

✓離乳完了期以降~5歳くらいまで

<食品側の要因>

食品側の要因は色々ありますが、危険な食品の例を予め知っておくことが必要と思います。


(1)  丸いもの つるっとしたもの

ブドウ、トマト、さくらんぼ、ピーナッツなどの豆類、こんにゃく、あめ、ラムネ、カップゼリーなど


(2)  飲み込みにくいもの

餅、ごはん、パン、焼きのり、ゆで卵、焼きいも など


(3)  固いもの

リンゴ、水菜、イカ、きのこ類、グミ、エビ、貝類 など

 

2月3日は節分で豆まきが行われます。

5歳以下の子どもたちには食べさせない方が良いでしょう。


(※)〜食品による窒息 子どもを守るためにできること〜

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