Healthy Habits 11_事故予防 1
今回は、小児科学会から出されている【食品による窒息 子どもを守るためにできること】(※)が更新されましたので取り上げます。
食品による子どもの窒息死は2014-2019年までで80件発生しており、そのほとんどが5歳以下と報告されています。
窒息を防ぐためには、<子ども側の要因>と<食品側の要因>を知っておくことが大切です。
<子ども側の要因>
子どもは、噛む・飲み込む・咳反射などの力が不十分であり、よく噛まなかったり、一度にたくさん詰め込んだりしてしまいます。それぞれの発達段階で、子どもの嚙む力・飲み込む力などに応じた食品・調理形態を選択する必要があります。
✓離乳初期~完了期
✓離乳完了期以降~5歳くらいまで
<食品側の要因>
食品側の要因は色々ありますが、危険な食品の例を予め知っておくことが必要と思います。
(1) 丸いもの つるっとしたもの
ブドウ、トマト、さくらんぼ、ピーナッツなどの豆類、こんにゃく、あめ、ラムネ、カップゼリーなど
(2) 飲み込みにくいもの
餅、ごはん、パン、焼きのり、ゆで卵、焼きいも など
(3) 固いもの
リンゴ、水菜、イカ、きのこ類、グミ、エビ、貝類 など
2月3日は節分で豆まきが行われます。
5歳以下の子どもたちには食べさせない方が良いでしょう。
(※)〜食品による窒息 子どもを守るためにできること〜
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