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  • 善導寺こどもクリニック

健康づくりのための睡眠ガイド2023

更新日:5月22日

Healthy Habits 25_睡眠5


「睡眠指針2014」が改訂され、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(※1)が公表されていますので、今回は小児関連部分をまとめました。

 
睡眠の重要性

良い睡眠は、

・脳・心血管、代謝、内分泌、免疫、認知機能、精神的な健康の増進・維持に重要

・心身の疲労を回復する

・成長や記憶(学習)の定着・強化

こども版 推奨事項

・小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保する

・朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜更かしの習慣化を避ける

睡眠時間が不足すると、

□肥満のリスクが高くなる

□抑うつ傾向が強くなる

□学業成績が低下する

□幸福感や生活の質が低下する


良い睡眠を確保するために

・朝食を欠食しない

・1日当たり60分以上の運動をする

・スクリーンタイムは2時間以下に

・週末休日も普段と同じ時間に起きる

 

令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査(※2)では、小学生で9時間以上の睡眠をとっているのは約37%、中学生で8時間以上の睡眠をとっているのは約25%という結果です。このガイドの普及により子どもたちの睡眠時間が増えることを願います。


(※1) 健康づくりのための睡眠ガイド2023

(※2)令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査

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